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こんにちは

 イラストレーターとしてお仕事を始めて25年が経ちました。
 絵本を描きたいという夢を持って、絵を描き始めました。若い夢ばかりの想いを造形作家の都築房子先生や周りの皆様が応援し続けてくださいました。
 25歳の頃から、少しずつイラストレーターとしてのお仕事をさせていただけるようになり、たくさんの素晴らしい出会いをいただいて、童話や絵本の絵も手がけるようになりました。
 結婚し娘を授かってからは、毎日のように絵本を読み聞かせしました。小学校にも出かけて行って、6年間子どもたちに絵本の読み聞かせをいたしました。娘や子ども達との時間は、私にとって、かけがえのない時間となりました。
 私は、絵を見る方々の幸せを祈り、絵を描くことで、こどもたちの未来の幸せに繋がることをしたい!と強く思うようになりました。
 そんな中、ホスピタルアートのお仕事をさせていただけるようになりました。
 小児科や産科のフロア全体を任せていただいて、大きな「空間」というキャンバスを使って、そこに物語と絵を組み合わせた作品を制作するようになりました。
 毎回、新しい土地、それぞれの病院さんの想い、そこに来られる患者さまや、ご家族、そこで働くスタッフの皆様さま、お医者さまや看護師さん様々な皆さまのことを想い、そこで幸せに過ごしていただく為の絵や作品を拵えていきました。
 初めての画集は、1998年から22年間制作し続けて来た、カレンダーの絵とホスピタルアートとして描かせて頂いた作品の写真も入れて作りました。
絵を描いて来られたのは、諦めずにいてくれた両親といつも優しくデザインを担当してくれる主人と、恩師都築房子先生、そしていつも共にいてくれる仲間たち、母としての愛しい想いをくれた夏鈴ちゃんのお陰です。

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